1月ぐらいに旦那側の親戚の方が亡くなった。先々週が四十九日だった。昨日は私側のひいおじが亡くなり、喪服を着る事が続いた。
家系に違うお経を聞く事が増え、料理も豪華だ。
昨年の5月に私の祖父が亡くなった。祖父の死には皆が悲しみ、私も祖父が亡くなった病院帰りの車で一人運転しながら、苦しむ祖父を思い出してわんわん泣きわめき、目がパンパンに腫れた。そんな中、悲しみの余韻に浸るまでもなくさくさくと決められた通夜、告別式。お坊さんは30代らしく、割と若めだった。
葬式で親族側に座るなんて初めての経験で変に緊張もする。お坊さんが来て合掌、あまりお経の種類も知らないし、聞き慣れていない私は思わずお経が始まったとたんに笑って吹き出してしまった。お経を唱えてる間ずっと笑いをこらえていた。
そのあとの四十九日も仏壇の開眼も同じお坊さんなのに笑ってしまった。
今思うとめちゃくちゃ×100不謹慎で自分がクソすぎる。家族はおじいちゃんも真似してたことあったよ、おじいちゃんも笑ってるよとか呑気な事言ってた。
罰が当たる。自分の結婚式も牧師さんが誓いの言葉を言ってるなか、同様、吹き出してしまった。 周りの人からは泣いてると勘違いされて、笑っちゃたんですとは言えず、泣いてるで通したけどやはり笑ってるとばれてた。なんて野郎なんだ。
昨日の告別式では久々に親戚と会った。叔父が私に話を振ってきた。
小学生の時私は馬鹿で電車に閉じ込められた経験がある。しかも夜。
今思えば本当恥ずかしい話だ、旦那にも言った事は無い。JRに勤めてるその叔父に家族が連絡してなんとか助けてもらった。
私はもうその出来事を無かった事に黒歴史にしていたのだが、昨日その叔父がその話題を皆の前でしやがった。封印していた箱が簡単にぱこっと開かれてしまった。
叔父の座ってるテーブルはその話で盛り上がってた。私はビールのんで聞こえないふりをして家族と話していたけど、電車に閉じ込められた女だ。叔父からすれば私は、結婚しても葬式にでても、ビール飲んで楽しくなっても電車に閉じ込められた哀れな姪だ。ずっとそういう目で見られていくのだ。
ここにかけばその秘密は叔父だけのものではなくなるから、ここに書きました。
今日の夕飯はニラまんじゅうだ、ニラまんじゅう食べながら旦那にその事を話してみよう。笑ってくれたらありがたい。
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